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よわい犬ほどよく吠える

ジャニーズに興味がなかった私がジャニーズに落ちた。今なお沼を遊泳中。無断転載禁止。(例:スクリーンショット・コピペなど)

V.I.P.の歌詞、和訳+深読みしました。(B.A.D.)

和訳+深読み

さて、深読みシリーズ第三弾!ジャニーズWEST桐山照史中間淳太が、関西ジャニーズjr. 時代に組んでいたユニット、B.A.D.。今回は二人の楽曲の一つであるV.I.P.を和訳+深読みしていこうと思う。さすがB.A.D.と名付けられたワルい二人が歌っていただけあって、かなり妖しい雰囲気になっている。チーム18禁もびっくりな感じだ。

追記少クラ春休みSPでV.I.P.が聴けると聞いて、昨年の8月に書いた記事に大幅の加筆修正を加えました。 

それでは早速和訳歌詞を見ていこう。青い部分が元々英語で、日本語に和訳した部分。  注釈にオンマウスで、元の英語歌詞が表示される。

V.I.P.  
(歌:B.A.D. (中間淳太 桐山照史) 詞:KOMU 曲:磯崎健史
 
燃える燃える燃え盛るフロアのダンスビート*1 Woo-Hah*2
止まんなくて 熱くなろう*3
流れるロマンティック*4チューンの罠 颯爽と乗りこなすぜしたいよ*5
ためらいがちの恥ずかしがり屋さん*6  でも感じてるはずさ(音楽に)ノッてみなよ*7
この出逢いは かなり特別*8
もう 決して止められないんだ Ah
 
そう V.I.P ソファーで君と*9 二人きりだからちょっと大胆に
君の体温感じていたいよ もっとそばで鼓動重ねたいよ
Oh yeah (Oh yeah) そしてA Ha (A Ha)
不意な合図 見つめた*10
秘密めいたキスを頂戴
 
ゴールドのバブル跳ねるシャンパン持って
愛のヌード 甘いムード はにかみあって
燃えるような赤いソファー君と二人で Baby
口づけたまま咲き乱れて Yeah
 
Baby Baby My V.I.P シャンパンゴールドに染まれ
セクシーすぎるよ*11 いっちゃうプリンセス
Go(Go) Go(Go) それを僕に頂戴*12
Baby Baby My V.I.P 秘密のドア開け
本当の君 感じたくて だからGo(Go) Go(Go)
行こうぜ一晩中*13
 
そう君がMy V.I.P KISSもV.I.P
そう君がMy V.I.P KISSもV.I.P
 
君と二人 触れる度 まるで違う空間に居るみたい
Everybody Say Go Go Go Go*14
真夜中のパーティーは一晩中続く*15 さらに飛び越える二人は続いていくよ*16
遠く響くフロアの音 僕らはもっと深く Yeah
 
Baby Baby My V.I.P パーティーの夜*17終わるまで
誰一人*18 誰も知らないパーティー
Go(Go) Go(Go) これは秘密さ*19
 
Baby Baby My V.I.P さぁ ついておいで
本当の君を見せてくれ Say Ahhhy
 
(サビ繰り返し×2)
 
Baby Baby My V.I.P
Baby Baby My V.I.P

さて深読みスタート。(勿論、全て私の個人的な解釈です)

まず基礎単語から。

「V.I.P.」 は「very important person」の略語。直訳すれば「とても重要な人物」を指す言葉。要人を指すことが多い。

「Baby」は、強いていうと「ハニー」に近い、愛おしい人を指す時に使う単語だ。

ダンスフロアの描写

 舞台はクラブ。大音量でダンスミュージックがかかり、ダンスを楽しみに来た女の子達や、彼女たちをを目当てにした男の子たちがフロアで盛り上がっている感じだろう。

 フロアの熱気は「燃え盛る」と言われるほど凄いようだ。このフレーズから、盛り上がって熱気でフロアが燃えている、もしくはフロアが燃え盛っていて、人々がその熱さから逃れるように跳ねているという光景が思い浮かぶ。このようなクラブにおけるダンス、といえばリズムに合わせて跳ねるように身体を動かすことを指す。そしてその熱気を後押しするように、「Heat Up=熱くなる」が使われている。夜が深まるにつれ、段々とダンスフロアは盛り上がっていく。

 しかし、フロアに流れているのはビートを刻むクラブソングだけではなさそうだ。「Loverチューン」。チューンというのは英語で書くとTune、調べやメロディーという意味。「Lover=恋人」という単語から連想するに、いわゆるスローダンス曲と呼ばれる、ロマンチックな音楽のことかもしれない。

 「I wanna」は「I want to」の略で、「私は〜したい」という意味なので、このフレーズは「流れるロマンチックな音楽の罠をぼくは颯爽と乗りこなしたい」といういう風に解釈できる。どうやら主人公はクラブには慣れているようだが、どうもロマンチックな音楽は苦手なようだ。スローダンスは男女のペアで踊ることが多いため、もしかすると彼はクラブをただ楽しみに来ただけで、女の子を連れてきてはいないのかもしれない。

女の子の登場と接触

 Aメロの後半からは、主人公は女の子を見つけ早速口説き始める。彼は「ためらいがち」で「shy=恥ずかしがり屋さん」な彼女を見かねて、音楽にのってみなと誘っている。きっと彼女はこういうパーティー・クラブに不慣れなのだろう。しかし、主人公はそんな彼女に惚れてしまったのか、「この出会いは特別だね」なんて甘い言葉で口説いている。

 その後、彼は早速彼女のことを「V.I.P.」と呼んでいる。この単語によって、彼女に「君は僕にとってとても大切な存在だよ」と言っているのである。大げさなような気もするが、いかにもナンパ男、という感じのチャラさ。たまらないどうやら状況的にはソファーで二人きり。先ほどまでダンスフロアいたことから考えると、きっと「慣れてないんでしょ?こっちおいでよ」なんて言ってソファに座らせたのだろう。そして、主人公は「二人きりだからちょっと大胆に」と言っている。こういう曲で大胆と言い始めたときは大体いい予感はしないが、彼は彼女の体温が感じられるほど近い距離にいながら、「もっとそばで鼓動重ねたい」とさらに距離を詰めようとしている。「もっとそばに行きたい」などではなく「鼓動重ねたい」という表現がなんだか生々しくて、これからの二人の先行きを示唆している。

 Bメロで二人はさらに距離を縮めていく。シャンパンで乾杯、という表現はとても高貴なイメージが連想されるが、要は彼女にお酒を飲ませている。二人の間には甘いムードが漂い、はにかみあって口づけをするのである。この「はにかむ」という言葉によって、二人の関係が急に甘酸っぱく感じる。余談だが、Aメロで主人公は「秘密めいたキスを頂戴」と言っている。つまり、おねだりの結果、無事彼女にキスしてもらえたのだろう。

赤いソファーで二人は…?

 ところで、そもそも二人が座っている「赤いソファー」はどこにあるのだろう。彼らは「二人きり」、またこのあとに出てくる「遠く響くフロアの音」という記述から考えて、彼らはフロアからは遠い場所にいるようだ。そして「誰も知らない」や「これは秘密さ=It's a secret」…プライベートな、二人きりの場所の様子

 もしかすると、二人は所謂VIP roomや、dark roomにいるのかもしれない。直訳すれば「暗い部屋」。写真を現像するのも同じく「dark room」というが、クラブで「dark room」といえば、クラブの中にある、性的活動をするための部屋の事を指すのである*21この部屋の中で、二人は「二人きりだからちょっと大胆」になっていく。なんなら「愛のヌード」である。

 そして続く「so sexy いっちゃうプリンセス」。平仮名なことだけが救いである。先ほどまでは「咲き乱れる」なんてオブラートに包んだ表現だったが、ここにきて「セクシー」という直接的な表現だけではなく、「いっちゃう」とまで書かれている。むしろその解釈でなければ、逆にどこに行くのだろう。そしてそこにいく彼女はなぜsexyなのか?もしかしなくても「イッちゃう」の方の意味なのかもしれない。

 いやいやもしかしたら私の考えすぎかもしれない。しかし、続くフレーズは「give it to me baby=それを僕に頂戴」。問題は「it」だ。一体「it」とは何を指しているのだろう。ここまでに登場した、渡せそうなものはシャンパンだけだ。しかし、「it」が物を指すとは限らない。これより前に、主人公は「秘密めいたキスを頂戴」とも言っている。男性が女性に何かを頂戴、と言っている時に思いつくのは、「彼女自身」。そう、恥ずかしがり屋な彼女だからこそまだ持っている、彼女の大切な…深読みしすぎかな。

 そうすると、「秘密のドア開け」というのも気になってくる。単純に考えれば、dark room/VIP roomのドア。しかし、続くのは「本当の君感じたくて」というフレーズ。「本当の」という言葉によって、今彼女が見せている彼女自身は「偽物」であるということが示唆されている。きっと主人公は今までかぶっていた恥ずかしがり屋さんの皮を剥ぎとって、本当の彼女を感じたいのだろう。もしかすると、秘密のドアというのは彼女の本性を隠している、彼女の心の扉を指しているのかもしれない。

 そしてCメロ。彼女と触れるたびに「まるで違う空間に居るみたい」に感じる主人公。一晩中続くパーティーを飛び越えて、二人は「goes on=さらに続いていく」…続いていくの何だろう。二人の関係だろうか、それとももしかすると、二人のイチャイチャかもしれない。そして「遠く響くフロアの音」を聞きながら、彼らは「もっと深く」…イェイ。

 詳しい説明は省くので、残りは想像で補って欲しいのだが、解釈次第ではVIPルームで彼らは(規制音)しているのかもしれない。そんな彼女が「いっちゃう」時に見せる表情はとてもセクシー。彼女自身の秘密の扉を開き、彼女をもらった主人公は、さらに「もっと深く」(規制音)していく。

高級感 

 これだけ直接的に二人の行為を描いておきながら、この歌からは下品な感じが一切しない。むしろ、高級感すら漂っている。その理由はこの歌に出てくる単語にある。

 まず色の効果。色はゴールドの二つ。両方共とても高級感のある色だ。さらに、その色に対する形容詞「シャンパンゴールド」や「燃えるような赤」。これらのキーワードが歌詞全体ににおける「パーティー感」を盛り上げている。ただのクラブパーティーではない、まさにV.I.P.のための少し特別なパーティーなのだろう。 

 そして、彼女を指す言葉として主人公が用いているのは「V.I.P.」。上記でも述べたが、要人を指すような大げさな言葉である。さらに「プリンセス」とも呼んでいる。プリンセスはお姫様という意味。主人公の彼女を大切にしている、というかお姫様扱いしていることが見て取れる。

二人の秘密

 この曲には「秘密」を意識させる言葉が多く使われている。「不意な合図」「秘密めいた」「秘密のドア」「誰も知らない」「it's a secret」などが一例だ。また、この曲には「二人」という言葉がとても多く登場する。これらの言葉によって、誰も知らない、二人だけの秘密感が出ている。それによって私たちは、主人公と彼女を「秘密を共有している二人」として認識させられる。決して軽薄なワンナイトラブではなく、シャンパンゴールドに染められた夢を共に見たパートナー、のように思えてくる。

 

全体を纏めると、

主人公はクラブのダンスフロアで、とある恥ずかしがり屋な女の子と出会う。この出会いを運命だと信じた彼は、彼女のことを「V.I.P.」=very important personと呼び、距離を縮めていく。彼女をdark roomに連れ込み、燃えるような赤いソファーの上で彼女の体温を感じながら、二人は咲き乱れる。彼は、本当の彼女の姿を見て感じて堪能する。二人だけの、秘密のパーティーは一晩中続いていく…。

検索用:日本語訳 意味 考察 分析 解説 久々のパーティーだ

さすが、ばどの楽曲と言わざるを得ない、「大人」の歌だ。本当に、関ジュ時代に名曲が多いので、是非ラッキィィ7の新潟公演で淳太くんが発言していたように、CD化してほしい。後ろに流れている乾杯するグラスの音とか、素敵なところも多いので!!

検索用:ヴぃp ヴィップ ブイ・アイ・ピー ブイアイピー 読み方 

他の和訳+深読みシリーズはこちら   

*1:Dance beat

*2:「Woo-Hah」は掛け声。強いて言うなら「ヒュー!」や「ヒャッホー!」といった感じ。

*3:Heat Up

*4:Lover

*5:I wanna

*6:Shy Girl

*7:Ride now

*8:Special

*9:Baby

*10:EyeとEye

*11:So Sexy

*12:Give it to me Baby

*13:All night long

*14:ここのEverybodyは多分お客さんを指していると思われる。コンサートなどにおける煽り。

*15:Midnight party All night long

*16:Goes on

*17:Party night

*18:Nobody

*19:It's a secret

*20:minさんのV.I.P. 歌詞|もっと一途になって~や!を参考にしました。

*21:Dark room (sexuality) - Wikipedia, the free encyclopedia